なぜ小学校の頃食塩水の濃度の計算をさせられたか分かりますか?
突然ですが問題です。
ビーカーAに濃度5%の食塩水100gあります。これにビーカーB濃度3%の食塩水200g混ぜると、濃度何%の食塩水が何gできますか?小数点第二位以下四捨五入とします。
まず、食塩水の重さは簡単ですね。100+200=300gです。
ビーカーAの食塩の重さは100×5%=5g
ビーカーBの食塩の重さは200×3%=6g
足して300gの中に食塩が11g含まれている。
11g÷300g=3.67%
答え 3.67%です。
こんなのなんの役に立つんだよーって、思いながら当時はやってました。しかし投資をしている皆さんならどう思うでしょうか?こんな風に言われた計算したくなりませんか?
あなたは平均取得単価1350円のソフトバンク株(9434)を1000株保有しています。新たに本日現在価格1539円(本日終値)で500株追加で購入しました。あなたが保有しているソフトバンクの平均単価はいくらでしょうか?
保有株
1350円×1000株=1,350,000円・・・α
追加購入分
1539円×500=769,500円・・・β
α+β=2,119,500円・・・γ
γ÷1500=1,413
答え 1413円
こういった問題は、証券アナリストや証券外務員試験によく出ます。?これってあの食塩水の問題じゃね?とひらめきました。当時は加重平均というのがよくわからなかったので、食塩水の問題をお擁してやっていました。
そうです。加重平均を勉強していたんですね。
株を取り崩すときの計算問題とかにも役に立ちますよ。覚えておいて損はないです。