俺専用!FI-RE・セミリタイア日記

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果たして生きているうちに金は残した方がいいのか使い切った方がいいのか【考察】

 

昔知り合いの社長に「DIE WITH ZERO」という本を借りて読ませていただきました。結構昔に読んだので、内容は忘れてしまいましたが、「人生は一回しかない。それに健康を気にせず活動できる時間は短い。だからお金を残すことなく、生きているうちに使い切れ。」ということ著者は40代半ばで気づいたようです。

 

ユニクロの柳井社長も言っていましたね。「俺のおやじは金を使うことなく死んでいった。残しても仕方ないので、僕は生きているうちにお金を使い切って残すことはない。」

 

一方で、子供のためにお金を残しておきたいという方も一定数いるのではないでしょうか?昔父親に言われたことがあります。「金も残せないで死ぬくらいだったら、金を残して死ね!」と。父親は少なくとも私より金持ちですので、どっちが正しいのかで随分考えました。

 

前置きが長くなりましたが、金は残さずに死ぬ方がいいのか?金は残して死んだほうがいいのかどちらがいいのか考えてみました。

 

金を残そうとした方が結果的に金はたまりやすいのでは?

生きているうちに使い切れないくらい金が有り余る人は、金を残さずに死ぬことを考えるのだと思います。しかしこういう本当の富裕層で金を残さなかった人はあまりいないような気がします。それは相続分野を税理士や司法書士がビジネスの1部分としているのでわかると思います。

 

一方大富豪のように見えた人が実は借金があったとか、子供に債務を押し付けて死ぬようなケースも散見されます。案外で過不足なく本当にゼロで死ぬのは難しいのかもしれません。

 

そこまで大富豪でない我々庶民はどうなのでしょうか?死ぬことは想定しますが、生きているうちが大切です。金を残そうとすると人間と、金をどこかで使い切ろうとする人間は、最終的にどちらがお金がたまるのでしょうか?私は前者の方が生きているうちに金がたまるのではないかと思います。

 

種の保存を意識すると分かりやすい

何かの本で読んだことがあります。人間の生物的に一番重要なことは種の保存であると。種の保存(自己保存)が最重要として考えた時、親が子に財産を残そうとすることは自然なことであると考えられます。私のように子供がいない人間でも、こうしてブログを書いて足跡を残そうとしています。

 

何のために人は手があり、足があり、頭があり指先があるのかということです。子供を残す、橋を建設する、曲を書く、ブログを書く、本を執筆する、資産を残す、こうしたことは人間の自己保存欲求を満足させるものです。誰のためでもなく実は自分のためなのではないでしょうか?